王国のその後

うっかり妊婦が日々を綴るだけ

40-1&40-2〜うまれました!〜

だいぶ日記をサボってしまいました…。というのも、実は、40週2日の2月17日に、娘ちゃんが無事生まれましたー!!!!!

トツキトオカっていいますけど、本当に約トツキトオカで出てきてくれました。娘ちゃん、なんでわかったの?すごいね、きみ…!!!

生まれてみたら、3006gの程よい大きさの赤ちゃんでした。大きすぎたら出られないと言われていたので、ぶじ出て来られる大きさで生まれてきてくれて、本当に良かったです。

いまは病院から退院して、産後ケアの助産院でお世話になっています。娘ちゃんがかわいくてかわいくて、目の中に入れても痛くないというのはまさにこのことなんだなと思いながら、過ごしてます。笑

 

さてさて。わすれないうちに、40-1と40-2の思い出を記しておきます。

<40週1日> 2月16日

いい天気の日でしたが、朝から腰〜足がダル重く、ひさしぶりに軽めの生理痛のような痛みがありました。前日に内診をしたし、そのあと16000歩くらい歩いたから、足が疲れちゃったのかな〜と考えながらも、なんだか今日は散歩する気分じゃないなぁ、と思い、インドカレーを出前しました。(美味しかった)

インドカレーを待っていたらおなかが痛くなってきたので間隔を測るも不規則。また前駆陣痛かぁ〜、娘ちゃん気合入ってんねぇ〜と思いながら面倒になり間隔を測るのを諦め、お昼寝。

目が覚めたら夜だったので、チキンオーバーライスを買って食べました。美味しかったです。ただ、食べながら、前駆陣痛おさまらないな〜と思ってました。まだ全然痛みは我慢できるレベルでした。

 

<40週2日> 2月17日

夜ご飯を食べ、お風呂に入るころには痛みの強さが増していました。帰ってきた夫と一緒に聖闘士星矢を見ながら間隔を測ると、ちょうど4分間隔で1分持続。はじめての規則的な痛みに感動しながら、痛みも数時間前と比べれば強くなってきていた(とはいえまだ生理痛より重い程度)ので、病院へ電話。

とりあえず来てくださいとのことで夫に車を出して貰い、深夜1時頃病院着。検尿体重測定ののち、NSTっぽいのを装着してもらう。このころには結構痛くなっていた。(スルーして眠れないな、くらい)

1時間ほど滞在し、「このまま病院にいてもリラックスできなくて陣痛にならなさそうなので家に帰って寝てください。歩けなくなったり喋れなくなったりするくらい痛くなったらまた連絡くださいね!」と言われる。あぁ、これが噂の一旦家に帰されるやつか…と思いながら、タクシーで帰宅。寝る間際だった夫に慰められながら就寝。

まあまあ痛かったけど、痛く無い時には携帯もいじれるくらいで、気づいたら2、3時間寝てました。朝になり、6時くらいからまた痛みで眠れなくなり、徐々に痛みが増してきて痛みの間隔を測定する余裕もなくなり、7時半、病院へ電話。声のトーンから察してくれたのか、病院に来ていいと指示をもらう。

陣痛タクシーを事前登録していたので、タクシー自体はすぐに来てくれて本当に助かりました。この時点で、床に座り込んで痛いよーと弱音を吐く程度にかなり痛かったです。

タクシーに乗ったはいいものの、開かずの踏切にひっかかり、大幅に遅れて病院到着。途中、お腹が痛すぎて深呼吸で流すことに必死。(区の母親学級で学んだ知識が役に立ちました…!!)

病院に着いたら、タクシーの運転手さんから心配されるほどの痛がり方に!笑 なんとか病棟へ向かいました。(そういえば、あの痛みの中でどうやって病棟までたどり着いたのか覚えてない…)

病棟では、お小水を出す様に言われるが、痛すぎて何も出ない。びっくり。それどころか、便座に座っていられない、痛すぎて!

「おしょうすいでないです〜」と助産師さんに泣きつき、押し寄せる痛みの中で入院セットの説明を受け(ほぼ聞いてませんでしたごめんなさい…)、出産用の服にお着替え。子宮口はこの時点でまだ3cm。全然変わってないじゃん…とプチ絶望。

そのあとはもうひたすら痛みに耐え…耐え…。波が来た時に頭の毛をワッシャー!って掴んで耐えてたので、今更ですが、だいぶ抜けてしまったんじゃないかと心配です。

途中から、痛いだけじゃなくて、何かが出てくる感じがあって、助産師さんから「いきまないよ〜!」ってアドバイスをもらうんだけど、普通に無理すぎていきんでしまう。あれがいままで謎だった「いきみたくなるかんじ」なんだなぁと今思えば納得。あれです、例えるなら、猛烈な便意を耐えろと言われる感じです。無理です。

「いきまないのむりです〜」「これって痛み止めとか無いですよね〜」とか弱音を吐きながら、痛みに耐えるも、助産師さんから「お産をすすめるために歩きましょう!」という恐ろしい提案が。普通に無理すぎて「むりです〜」と泣きついたところ、陣痛用の椅子を持ってきてくれました。これでユラユラしてください!とのことだったのですが、もちろんユラユラできるはずもなく、間隔が短くなってきた激ヤバの波(激おなかいたい→激便意っぽいの来る)をひたすら耐える。

13時半、助産師さんが子宮口チェックをしてくれ、「全開ですね」とのこと。キターーーー!

分娩台に移動しましょう!と言われ、嬉しすぎて陣痛の合間に小走りで分娩台へ。

そこからは、数日前に見ていたサンシャイン池崎流いきみ(ネットの評判は本当でした。ありがとうございますサンシャイン池崎様…)で30分も経たないうちに破水からの出産!生まれてすぐ、「ほきゃ…」と声がして本当に嬉しかった。

頭を出すときの感覚は、おおきなおおきなおおきなうんちを出すようなものでした。肩を出す時はひたすら違和感。痛かった。そのあとはドゥルンと出てきました。

娘は羊水の中でうんちをしてしまっていたらしく、それを吸い込んでいたので、生まれたあとすぐにお口を吸引されてました。でも、少量だったので問題なかったようです。

そのあとは、胎盤が出てきて(まあまあ痛かった気がしなくもない、覚えてない)、いつのまにか切開されていたお股を縫われて(本当に痛かった)、お腹に冷たい袋を載せられて、3時間分娩台の上でぼーーーっと過ごしました。

産後2時間以内に到着できた場合のみ、夫が面会できることになってたのですが、夫に連絡したら急いで仕事切り上げて出てきてくれ、面会も間に合いました。(「今日、いい日だから!」と、宝くじを買ってから来たのは笑ったけど…)

生まれたてホヤホヤの赤ちゃんを夫に抱っこしてもらえて、とっても嬉しかったです。夫が泣いてる姿、そういえばはじめて見たなぁ。

その後は、病室に歩いて帰って、初日のみ母子別室、翌日からは母子同室でした。

 

いやはや、そんなかんじで、出産できました。

案ずるより産むが易しって言いますけど、絶対案ずる方が易しだと思います。笑 結果的に6時間半の安産でしたが、出血も1リットルくらいしたし、実は切開創が離開してもう一回縫い直したし(これのおかげで産後1週間経ったいまでもまともに歩けません(;o;))、もー、ボロボロです。自然分娩は、もういいかな。笑

でも、娘が可愛くて仕方がないので、辛い思い出も吹っ飛びました。本当に可愛くて可愛くて仕方がないです。

これから、ちゃんとしたママになれるように、がんばりたいと思います。(まずはお股のキズが治ってくれ〜!!歩けないし座れないよ〜!!!)

 

だいぶ長い日記を書いてしまいました。でも、育児で疲れたときにこの記事を見れば、また頑張れる気がするので、書けてよかったです。

ながながとでしたが、読んでくださってありがとうございました!これからこのブログ、どうしようかな…。

ではでは!